ブログ

英語の独り言日記、散歩しながら続けるやり方

英語の独り言日記は、散歩しながら1日1分話して録音するだけ。始め方5ステップ、話題が出ない日のお題、人目が気になるときのコツ、聞き返し方までまとめました。

英語の独り言日記とは、その日のことを英語で声に出して話し、録音して残しておく日記のことです。書く英語日記と違って、ノートも机もいりません。散歩に出たら録音ボタンを押して、見えたものや今日あったことを1分だけ英語で話す。それだけで、その日の日記になります。

英語日記を書こうとして三日で止まった、という話をよく聞きます。机に向かって英作文をするのは、思っている以上に気力がいるからです。散歩しながら話すほうは、ハードルがずっと低い。目の前に話題があり、歩く時間がそのまま区切りになり、両手も空いています。この記事では、散歩中の英語の独り言を「日記」として毎日続けるための、具体的なやり方をまとめます。

この記事のポイント

  • 1日1分で十分。 長く話せる日は長く、疲れた日は1分だけ。
  • 完璧な英語は目指さない。 言い間違えても止めずに話し続けます。添削も採点もしません。
  • 話題は目の前から拾う。 見えたもの、聞こえた音、今日の予定。考え込まなくていい話題から始めます。
  • 録音して、ときどき聞き返す。 録音がそのまま日記になります。書き起こしは、必要なときだけで大丈夫です。

なぜ「散歩しながら」なのか

独り言英語は家でもできます。でも散歩には、続けやすくなる理由がいくつかあります。

  • 話すことが見つかる。 家の中は毎日同じ景色ですが、外に出れば天気も人も店先も毎日少しずつ違います。“It’s colder than yesterday.” の一言から始められます。
  • 時間が決まる。 「駅まで」「公園を一周」など、歩く距離がそのまま日記の長さになります。
  • 机に向かわなくていい。 散歩のついでなので、日記のための時間をわざわざ作る必要がありません。
  • 周りの音に紛れる。 小さめの声なら、家の中より気になりにくいという人も多いはずです。

始める前に用意するもの

用意するのはiPhoneと、できればマイク付きのイヤホンだけです。AirPodsなどを使えば、スマホを持たずに話せます。周りの空気感も一緒に残したいなら、iPhone本体のマイクのほうが向いています。風の強い日の対策はマイクのガイドにまとめています。

録音アプリは、最初はiPhoneのボイスメモでもかまいません。日記として毎日分けて残したくなったら、専用のアプリを検討すればいいと思います。

散歩しながら続ける5ステップ

1. 出かける前に「今日のお題」をひとつ決める

録音ボタンを押した瞬間に頭が真っ白になる。独り言日記でいちばんよくあるつまずきです。玄関を出る前に、お題をひとつだけ決めておきましょう。下の「話題が出ない日のお題」から選んでもかまいません。

2. 玄関を出たら、すぐ録音を始める

「どこで録音を始めるか」を毎回同じにすると、習慣になりやすくなります。玄関、マンションの出口、最初の角。決めた場所で録音ボタンを押して、スマホは持たずに歩きましょう。

3. 最初の一言は、見えたものを実況する

いきなり今日の出来事を話そうとすると詰まりがちです。まずは見えるものをそのまま英語にします。

  • “It’s sunny but windy today.”
  • “There’s a new café on the corner.”
  • “The trees are turning yellow.”

実況で口が動き始めたら、お題の話に移ります。

4. 詰まったら、日本語で一言言ってから英語で言い直す

単語が出てこなくても、録音は止めないでください。「えーと、“締め切り”って何だっけ… deadline!」のように、日本語を挟んでかまいません。言い直せなかった単語は、帰ってから調べればいいだけです。止めずに話し続けることのほうが大事です。

5. 帰ったら、ときどき聞き返す

毎日聞き返す必要はありません。週に一度、数日分をまとめて聞くくらいで十分です。言えなかった単語、何度も使っている言い回し、前より言いやすくなった表現に、自分で気づけます。

話題が出ない日のお題(15個)

そのまま英語で読み上げて、答えるところから始められます。

  1. What can I see right now?(今、何が見える?)
  2. What’s the weather like, and how does it feel?(天気と、その感じ)
  3. What did I eat today?(今日何を食べた?)
  4. What’s the plan for the rest of today?(今日このあとの予定)
  5. What was the best part of today so far?(ここまでで一番よかったこと)
  6. What’s one thing that annoyed me today?(ちょっとイラッとしたこと)
  7. Who did I talk to today?(今日話した人)
  8. What am I looking forward to this week?(今週楽しみなこと)
  9. What did I watch, read or listen to recently?(最近見た・読んだ・聴いたもの)
  10. Describe this street to a friend who’s never been here.(この道を、来たことのない友だちに説明する)
  11. What would I do with a free day tomorrow?(明日が休みなら何をする?)
  12. What’s something I want to get better at?(うまくなりたいこと)
  13. What’s a small thing I want to remember about today?(今日のことで覚えておきたい小さなこと)
  14. What would I tell someone visiting my town?(自分の町に来る人に何を勧める?)
  15. In one sentence, how was today?(一言で、今日はどんな日だった?)

日本語のお題を英語でどう言うか迷ったら、それ自体が話題になります。“I don’t know how to say this in English, but…” から始めてみてください。

人目が気になるときは

外で英語を話すのが恥ずかしい、というのは自然な感覚です。

  • イヤホンを着けて歩く。 通話中のように見えるので、周りはほとんど気にしません。
  • 人の少ない道や時間帯を選ぶ。 朝の川沿い、公園の外周など。
  • 小声でいい。 マイクが口の近くにあれば、小さな声でも録れます。
  • 信号や人混みでは一時停止する。 安全が最優先です。目線は前に、横断歩道では立ち止まりましょう。

外で独り言を言うことそのものについては、独り言についてのページにも書いています。

聞き返すとき、書き起こしは必要?

なくても大丈夫です。英語の独り言日記の中心は、録音そのものです。ただ、聞き取れなかった部分を確かめたいときや、自分が使った表現を目で見たいときは、書き起こしがあると便利です。

使うアプリが書き起こしに対応していれば、必要な日だけ使うくらいがちょうどいいと思います。書き起こしは、あくまで話したことを文字にするものです。英語の正しさを判定したり、直したりするものではありません。

アプリについて:Yuhoのこと

ここまでの方法は、iPhoneのボイスメモでも始められます。散歩しながら毎日続けるうちに「日付ごとに残したい」「歩いた道や撮った写真と一緒に見返したい」と思ったら、Yuhoを試してみてください。私が作っているアプリなので、その点は割り引いて読んでください。

Yuhoはワンタップで録音が始まります。画面をロックしても録音は続き、ロック画面とDynamic Islandに表示されます。声、歩いたルート、撮った写真がひとつの記録にまとまります。書き起こしは任意です。言語は自動で判定するか、英語・日本語・中国語・韓国語などから選べます。英語は採点も添削もしません。話して、聞き返して、必要なら文字で読む、そのための道具です。

英語の話す日記の使い方は英語スピーキング日記のページに、散歩しながら話す日記全般はウォーキング・ボイスジャーナルにまとめています。

よくある質問

英語の独り言日記は1日何分くらい話せばいいですか?

1分で十分です。大事なのは長さより、毎日録音することです。散歩の距離に合わせて、話せる日は長く、疲れている日は1分だけ、と調整すれば続けやすくなります。

文法や単語が間違っていても大丈夫ですか?

大丈夫です。独り言日記は、英語を話す時間を毎日作るためのものです。間違えても録音を止めずに話し続けましょう。気になった単語や表現は、聞き返したときにメモして調べれば十分です。

添削や採点をしてくれるアプリが必要ですか?

必須ではありません。独り言日記は、録音して聞き返すだけでも続けられます。Yuhoには採点や添削の機能はありません。話す、聞き返す、必要なら書き起こしを読む。それだけのシンプルな使い方です。

外で英語を話すのが恥ずかしいです。

イヤホンを着けて小さめの声で話せば、通話しているように見えるので、ほとんど気づかれません。人の少ない道や時間帯を選ぶのもおすすめです。横断歩道や人混みでは話すのを一度止めて、周りに気をつけましょう。

書く英語日記と、話す英語日記はどちらがいいですか?

目的によります。書く日記は表現をじっくり考えたいとき、話す日記は英語を口に出す時間を毎日作りたいときに向いています。散歩しながら話す日記なら、机に向かう時間がなくても続けられます。

日本語が混ざってもいいですか?

かまいません。言葉が出てこないときは日本語で一言言ってから、英語で言い直してみましょう。録音を止めずに話し続けることが、いちばん大切です。

今日の散歩で、まず1分だけ英語で話してみてください。日記として残しておきたくなったら、YuhoをiPhoneで試せます。

その日の少しを残す

Yuho は iPhone の声の日記です。散歩と、声に出した考えと、一緒に残す写真や場所のために作りました。